母がハワイに遊びに行ってきました。お土産の希望はあるかと聞かれたので、「ビッグアイランドキャンディーズのクッキーが良い!」とリクエストしました。
ハワイ土産のビッグアイランドキャンディーズ、有名ですよね。可愛いし、美味しいし。
公式サイト:Big Island Candies | Nihongo
ところが、ハワイから帰ってきた母が言うのです。
母「Aさん(ハワイ在住日本人)が、ビッグアイランドより美味しいクッキーがあるのに、どうして日本人はみんなビッグアイランドを買って帰るのかしらって言うのよ。だから、ビッグアイランドは買ってこなかったわ。」
私「えぇっ…楽しみにしてたのに…」
母「Aさんが一番美味しいっていうのが、Mrs. Barry'sのクッキーでね。たしかに試食したら美味しくてびっくりしたのよ。だから、ほら!」
いやいやいや、買いすぎでしょ…
そもそもビッグアイランドキャンディーズ買ってきてって言ったのに…
ところがこのクッキー、ほんとにびっくりするほど美味しかったのです。
13種類あるんですが、どれも手作り感あふれるザクザククッキーで、後を引く美味しさ。
これがクッキーの一覧です。右下に書いてある「Award Winning Mac Nut」は、ハワイで1987年に開催された「第1回マカダミアナッツフェスティバル」で優勝したクッキーです。レーズンやチョコチップ、ナッツがざくざく入っていて食べ応えあり、これは美味しい。
私が一番気に入ったのは、一番下の段、左から2番目に書いてあるChocolate Dipped Mac Nut。クッキー自体がマカダミアナッツ入りですんごく美味しいんですが、そこにチョコがかかっていてたまらない美味しさ。これは確かに、ビッグアイランドより好きかも…。
ただ、このMrs. Barry's、買いづらいです。
有名なビッグアイランドキャンディーズや、ホノルルクッキーであれば、空港などあちらこちらで売っているので買いやすいのですが、Mrs. Barry'sはハワイ島のコナにある本店でしか買えません。
しかも公式サイトの使いにくさと言ったら、とんでもないレベルです。売る気あるのかしら…。
あと、パッケージの可愛さとしてはホノルルクッキーが一番好きかな。お土産で人に渡すなら、見た目も大事ですよね。Mrs. Barryのパッケージは暗い赤色で、溶岩の絵が描いてあります。決して可愛くない。
でも、味で言ったら、私もAさんの意見に同意です。自分用、家族用に買うなら今後はMrs. Barry's一択です。
秘伝のレシピはMrs. Barryとその家族しか知らないらしいですよ。Mrs. Barryを筆頭に、3世代で家族経営しています。
公式サイトのSTORYを勝手に日本語訳すると、こんな感じです。
1978年5月、Mrs. Barryは突然思いつきます。「第1回マカダミアナッツフェスティバルのクッキーコンテストに出場しよう!」
Mrs. Barryのキッチンは、マウナケア山の火山灰斜面にあります。(※だからパッケージが溶岩の絵なんですね…)
Mrs. Barryはレシピの改善を重ね、試作品を夫と娘、息子、同僚たちに配りました。全員が「ONO!(ハワイ語で美味しいの意味)」と言いました。
Mrs. Barryの美味しすぎるクッキーは、1978年8月にコンテストで優勝しました。さぁ、これを多くの人に食べてもらうために、店を開かなくては!
今では、Mrs. Barryの隣人たちも、この島を訪れる人々も、みんながこのクッキーを手に入れることができます。
Mrs. BarryのKonaクッキー店は1980年の8月5日に開店し、世界中の人々のもとに届くようになりました。Mrs. Barryのクッキーをプレゼントされたら、とても特別な気持ちになります。
この手作りの宝石のようなクッキーは、ハワイの素晴らしい思い出を表してくれます。私達のウェブサイトやお店を訪れて、このクッキーを誰かとシェアしようと考えている人がいるのは素晴らしいことです。
このクッキーを味わうとき、あなたはハワイを味わっているのです。想像してみてください。優しい貿易風を…遠くで聞こえるほら貝の音を…空を美しく染めるコナの夕焼けを…ハワイの素晴らしい自然はe komo maiとも呼ばれています。これは、「ようこそ、おはいりください。私達の一番美味しい食べ物を味わってください」という意味です。
私達のハワイアンクッキーを受け取ったら、少し時間をとって、ゆったりリラックスしてください。そしてギフトボックスの中のクッキーにかぶりついてください。これが、みんなが大好きなMrs. Barryのコナクッキーです。
※だいぶ意訳しました!気になる方は英語原文をどうぞ!
最後まで読んでいただきありがとうございます。良いハワイ旅を!