世界遺産の姫路城で有名な兵庫県姫路市。東京から新幹線で3時間と、週末や3連休でちょっと旅行にいくには良い距離です。
でも、実際に姫路旅行をしようと思うと、姫路城のほかはどこに観光に行くべきか?食べておくべきグルメは何か?お土産は何を買ったらよいのか?疑問ですよね。わかります。
さて、都内在住の女友達2人が、姫路在住の私の家を2泊3日で訪れてくれました。姫路出身の夫が本気を出して旅行スケジュールを組んでくれたので、ブログに残しておきます。これから姫路旅行をする方、姫路で友達と観光したい方のお役に立てば幸いです。
目次
2泊3日のスケジュール概要
1日目
9:50 東京駅発→12:54 姫路駅着
13:05 姫路駅南口で待ち合わせ
13:15- ちょっと遅めの昼食@一張羅(アナゴ料理)
14:00- 観光:姫路城
15:45- 観光:好古園
16:30- 高田の馬場でお土産を見る(姫革細工、イカナゴの釘煮、明珍火箸など)
17:00- 灘菊酒造で買い物
18:30- 家で夕飯、のんびりおしゃべり
2日目
・家で朝食
10:00- 観光:書写山
13:00- 昼食@そら(お好み焼き)
14:00- 観光:あずきミュージアム
17:00 友人たちはホテルにチェックイン(ドーミーイン姫路)、温泉に入る
・ちょっと歩いて、ライトアップされた姫路城を見学
20:00- 夕飯@暮六つ
3日目
朝食はホテルでモーニング
13:30- 昼食@一徹(らーめん)
・姫路駅のピオレおみやげ館でお土産購入
14:49 姫路駅発→17:53 東京駅着
友人2人の感想(要約)
・あー楽しかった!
・食べたもの全部美味しかった!
・姫路城はじめてだったけど、さすが世界遺産。すごい。
・白鳥城でコスプレしてたくさん写真撮って盛り上がった!
・灘菊酒造で家族にお土産を買って郵送できて、満足度とても高し!
前提条件
・20代女子3人+0歳児(私の子)の4人で2泊3日遊びました
・季節は冬。年末の平日です。
・私の家は姫路駅から車で15分くらいのところ
・移動は基本的に車(特に、書写山や太陽公園までは結構距離があります。車が無い方は、姫路駅からバス移動が便利です)
・家に2泊しても良いよ、と言ったのですが、家が狭いので(笑)、1泊は我が家に、1泊は温泉付きのホテルに泊まることにしました。結果的にホテルで温泉にはいれて、とっても満足度があがりました。ドーミーイン姫路、オススメです。姫路に友達がいなければ、普通にドーミーインに2泊すれば良いと思います。もしくは、最近新しくできたホテルモントレ姫路なら、姫路駅から雨に濡れずに行けます。
オススメの観光スポット
今回、厳選して訪れたのは下記の観光地です。
・姫路城
・好古園
・灘菊酒造
・書写山
・あずきミュージアム
・太陽公園
・白鳥城
ちょっと解説します。
姫路城
言わずと知れた世界遺産。2015年に「平成の大修理」が終わり、白鷲城の別名にふさわしい白さを堪能できます。もちろん中に入れるし、上まで登れます。私が結婚のご挨拶で初めて姫路を訪れたときは修理の真っ最中で、せっかくの姫路城は覆いがかけられた姿でした。5年半の修理が終わってやっと覆いが外れました。雪景色の姫路城、桜の季節の姫路城、紅葉の季節の姫路城、夜にライトアップされた姫路城、どれも本当に美しいです(上の写真は3月末に桜と一緒に撮ったもの)。年月が経つとまただんだん黒ずんでくるので、白い姫路城を見るなら早いうちがオススメです!
・入場料:大人1,000円
・所要時間:1時間半~2時間半
・公式サイト:姫路市|姫路城公式ホームページ(姫路城大図鑑)
好古園
姫路城の隣にある庭園です。こうこえん、と読みます。姫路市民の夫に「こうこえんは一度は行ったほうが良い」と言われ、高校園?孝行園?と思いましたが、実はここ、ロケ地としても大変有名なところ。「るろうに剣心」や「大奥」など、時代劇ロケに多く使われているそうです。確かに広々とした庭園に武家屋敷のような白壁や屋根瓦もあり、どこで写真を撮っても立派な一枚になります。
・入場料:300円 ※姫路城の入場券(1,000円)とセットで買うと、両方合わせて1,040円になるのでお得です
・所要時間:30分~1時間
・公式サイト:姫路城西御屋敷跡庭園 好古園
灘菊酒造
厳密には観光地ではありませんが、明治43年創業の歴史ある酒造で、酒蔵を見学することができます。ここの日本酒はほんっとうに美味しいです。姫路以外では買えないので、お土産にもオススメ。全種類とも試飲させてくれます。また、ノンアルコールの甘酒も売ってます。余談ですがうちの息子はここの甘酒が大好きです。食事処も併設されてるので、ランチをここでとるのも良いと思います。おやつには甘酒と本みりんを使ったソフトクリームをどうぞ(めっちゃ美味しい)。
・入場料:無料
・所要時間:15分~30分
・公式サイト:兵庫県姫路市の酒蔵「灘菊酒造株式会社」
書写山
山です。山の上には圓教寺(えんぎょうじ)というお寺があります。ここは映画ラストサムライや大河ドラマ軍師官兵衛のロケ地になりました。徒歩で登ると40分くらいかかりますが、ロープウェイ(往復900円)なら5分でのぼれます。ロープウェイを降りてからもちょっと登るので、歩きやすい靴と服装で行くことをオススメします(私が初めて登った時は深く考えずにおしゃれワンピースを着ていきましたが、汗だくになりました)。また、行く前にラストサムライを見ておくと、圓教寺がより面白くなると思います。
・入場料:500円(ロープウェイに乗るなら別途900円)
・所要時間:2~3時間
・公式サイト:天台宗別格本山 西国二十七番札所 - 書寫山圓教寺
あずきミュージアム
大判焼、今川焼、回転焼、いろいろ呼び名があるあの食べ物。姫路では「御座候(ござそうろう)」と呼ばれ、ちょっとした名物になってます。焼きたてをアチアチ言いながら食べるのがオススメ。そして御座候(株)がめちゃくちゃ力を入れてつくった、「あずきについての博物館」がこのあずきミュージアムです。なんと、話はビッグバンから始まります。面白そうだなと思ったら是非行ってみてください。入場料はちょっと高いけど、なかなか面白いですよ。
・入場料:1200円(ちょっと高い…)
・所要時間:1~2時間
・公式サイト:あずきミュージアム|御座候
太陽公園(石のエリア)
言っている意味が良く分からないと思いますが、兵馬俑、万里の長城、モアイ像、パリの凱旋門などが見られます。しかも東武ワールドスクエアのようなミニチュアではなく、結構な大きさです(ほとんどのものが原寸大)。コンセプトは「世界の石の文化遺跡を結集し、世界旅行気分を味わえる公園」だそうで、笑っちゃうくらいすごくよくできてます。設立の趣旨はとってもマジメですが、純粋に観光地としても面白いので、時間があれば是非行ってみてください。
・入場料:1,300円(白鳥城と共通券です)
・所要時間:1~2時間
・公式サイト:姫路・姫路城周辺で観光するなら|太陽公園|石の文化と歴史・新しい福祉
白鳥城(城のエリア)
太陽公園の一部です。山の上にお城があり、ちょっと遠くからでもお城が見えます。初めて見たときは何事かと思いました。シンデレラ城のモデルになったことで有名なドイツのノイシュバンシュタイン城を3分の2の大きさで再現したそうで、本当に立派なお城です。ところが、中に入るとトリックアート美術館になってます。実際に自分たちがトリックアートの中に入って写真撮影できるので、めっちゃ楽しいです。女友達と行くともりあがること必至です。女性限定で世界の民族衣装の貸し出しがあり、これでコスプレしてトリックアート写真を撮るという、面白すぎる観光になりました。
・入場料:1,300円(上述の石のエリアと共通券です)
・所要時間:1~2時間
・公式サイト:城のエリア | 姫路・姫路城周辺で観光するなら|太陽公園|石の文化と歴史・新しい福祉
最後まで読んでいただきありがとうございます。良い姫路旅を!